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ロシアディーゼル機関車ЧМЭ2-508の写真
海外鉄道の写真が続きます・・・写真はノヴォシビルスクの鉄道技術博物館にて展示されていたロシアのディーゼル機関車ЧМЭ2-508(ChME2-508)です。

スペックは
ディーゼル機関:電気式
車軸Bo-Bo
設計速度:時速70キロ
自重:62トン
出力:750馬力
全長:13260mm

「Ч(Ch)」って文字が頭につくからチェコスロバキア製だろう・・・と思っていたらやっぱりチェコスロバキア製でした。
チェコスロバキア社会主義共和国をロシア語で表すと「ЧССР」(チェイ・エス・エス・エル)となるので、その頭文字が形式名の先頭にあればほぼチェコスロバキア製(現チェコ製)です。
シベリア鉄道をいろいろ調べていくと、チェコスロバキア(特にチェコ)は第二次世界大戦以前から自動車や鉄道車両などの輸送機器の生産が発達していたようで、
ソ連が当時の社会主義友好国であるチェコスロバキアから鉄道車両を輸入していた記録が結構見つかっています。

で、この機関車は 昭和40(1965)年に、チェコスロバキアの企業グループ(当時は国営企業) Českomoravská Kolben-Daněk(チェスコモラフスカ コルベン-ダネク) の傘下企業ЧКД-Прага(チェスコモラフスカ コルベン-ダネク-プラハ)にて製造されました。

ЧМЭ2形ディーゼル機関車は522両がソ連国内に導入され、主に車両基地などでの車両入れ替え用に用いられました。
支線での貨物列車牽引とかもあったようです。
ЧМЭ2-508は昭和40(1965)年の製造後ゴーリキー鉄道支社に配属され、平成16(2004)年に西シベリヤ鉄道支社のインスカヤ機関区から博物館入りしました。

500両以上も導入されたとあって、youtube上でも例えば ЧМЭ2-442 等いくつかの動画がアップされています。

Photo Date:29/Sep/2011
Posted Date:6/Oct/2013