Translation unfinished
カニ22Assyパーツの鉄道模型写真
KATOのカニ22Assyパーツを入手しました。今回はこれを改造しパンタなし車両をつくります。

電源車カニ22ですが、製造当初は電化区間をパンタをあげて走行し、非電化区間はパンタを下げてディーゼル発電機で電源を供給してきたものの、 パンタの自重が重すぎたため、走行区間が制限されるなどの問題があったため、結局その後数年でパンタを撤去し、カニ21と同様に全区間をディーゼル発電機で電源供給 することになってしまったという車両です。
活躍期間としてはパンタを撤去していた頃の方が長いようです。一部はカニ25に改造され、24系と一緒に走行していたという珍車のような存在です。

カニ22全車両6両の形跡は以下の通り。
KATOはカニ22 2を商品化しています。

  落成年月日 廃車年月日 製造 落成配置 転属履歴 備考
カニ22 1 昭和35(1960).6.30 昭和53(1978).5.20 日本車輌 品川 向日町昭和43(1968)→青森S48(1973)→尾久昭和51(1976)  
カニ22 2 昭和35(1960).7.12 昭和50(1975).3.31 日本車輌 品川 向日町昭和43(1968)→青森昭和48(1973) 昭和50(1975).3.31カニ25 2改造
カニ22 3 昭和38(1963).4.10 昭和54(1979).7.13 日本車輌 品川 向日町昭和43(1968)→青森昭和48(1973)→尾久昭和51(1976)→秋田昭和53(1978)  
カニ22 51 昭和35(1960).7.12 昭和52(1977).12.21 日立製作所 品川 向日町昭和43(1968)→秋田昭和48(1973)  
カニ22 52 昭和35(1960).7.16 昭和53(1978).12.6 日立製作所 品川 向日町昭和43(1968)→秋田昭和48(1973)  
カニ22 53 昭和38(1963).5.4 昭和50(1975).3.6 日立製作所 品川 向日町昭和43(1968)→青森昭和48(1973) 昭和50(1975).3.6カニ25 1改造

鉄道ピクトリアル 平成17(2005).5月号より


カニ22パンタ穴埋める鉄道模型写真
瞬間接着剤をパテ代わりにし、カニ22パンタ穴を埋めます。

カニ22パンタ無しやすりがけの鉄道模型写真
埋めた跡をタミヤフィニッシングペーパーでやすりがけします。

カニ22パンタ無しねずみ色1号塗装後の鉄道模型写真
GMのねずみ色1号スプレーで塗装します。

この後組み立てて完成とする人が多いようです。しかし、実車の写真をよく見ると碍子が取り付けたまま走行している写真を見かけます。
碍子を取り付けたくなってきました。
カニ22パンタ無しに取り付ける銀河モデルN-092の鉄道模型写真
ということで、銀河モデルのパーツN-092パンタグラフガイシを使います。他にもパンタグラフガイシは交流用のがあるのですが、それは碍子6段 だったりするので直流用であるPS14、15用を用います。また、取り付けピンは長すぎるのでカットしました。

カニ22パンタ無しの碍子は白の鉄道模型写真
カニ22パンタ無しの碍子を白く塗るため、パンタグラフガイシ取り付け後、面相筆でマッハのメタル用シールプライマーを塗ります。
その後、ガンダムマーカーのガンダムホワイトを面相筆を介して塗っていきます。このあたりは白く塗ってからパーツを取り付けた方がよかったかもしれません。
また、ガンダムホワイトというのもたまたま手元にあっただけなので、白ければ自分で塗りやすいものを使った方がいいと思います。

カニ22パンタ無し碍子取り付け後の鉄道模型写真
パンタグラフガイシのパーツを取り付けし、白く塗った後の屋根。なかなかいい感じです。

カニ22パンタ無し完成の鉄道模型写真
組み立て後の姿。

カニ22パンタ無し彗星の鉄道模型写真
テールマークは「彗星」を取り付けました。アップにしてみると博物館に展示してある手作りの模型のようなリアル感がしてきた・・・というのは言い過ぎか。

Posted Date:9/Jan/2012