4/28、KATOより特急「はと」青大将が発売された。前回の製品特急「つばめ」青大将も合わせることにより、一通りのラインナップは完成したことになる。
写真は手前から今回発売された「はと」号、前回の「つばめ」号、そして絶版のいわゆる旧青大将である。
「はと」とはあるものの、「つばめ」と編成は同じ。二等車にスロ54が当てられており、初期の編成と解釈するのが正しい。
「つばめ」編成は後期と解釈すべきであろう。


注目すべきはマイ38の2両セットだ。マイ38の箱の裏には製品説明があるが、通常編成に1-2両増結とある。
しかし、青大将編成にマイ38が2両つなげてあった時期があったのかは不明。
しかも、今回発売の「はと」において、車重の重いスロ54なので2両も増結されていた時期があったかどうかは疑問。

むしろ、「つばめ」とあわせてすれ違いを楽しむためのものといった感じがいいのだろう。この車両は5両増結編成に1両加えて発売しても問題がなかったように感じる。
販売数は少ないと思われ、今回限りの生産という可能性も十分予見される。すでにあちこちで品切れをおこしているようだ。
KATOEF58が3機の写真
マイテ39、マイテ48、マイテ58の鉄道模型写真



  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 増12 12
EF58 スハニ35 スハ44 スハ44 スハ44 スハ44 スハ44 スロ54 スロ54 オシ17 スロ54 スロ54 スロ54 マイ38 マイテ38
  白熱灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 蛍光灯 白熱灯



ステッカーの出来
カトー製のステッカーは半透明気味なのが特徴なのでサボのステッカーは張らずに自作する方がいいと思う。
今回も基本は「つばめ」編成と大差がない。
また、増結車をあらわす号車表示は「増」となっているが、正しくは「増12」がいいようで、このあたりは自作する予定。

マイ38とは?
マイ38は元々は御料車の300(後のマイ38-1)と301(同マイ38-2)を改造した車両である。
この車両は軍人の帯同用に製造された供奉車であり、戦後不要になったため改造された。
昭和30年にスイ38として製造され、後昭和32年に冷房化されマイ38となった。
この車両は主に外国人観光用に臨時に増結されて活躍した。室内は一人用リクライニングシートが特徴であり、まさに一等車にふさわしい。
KATOマイ38の鉄道模型写真

マイ38エッチングパーツの写真

マイ38はすでにレボリューションファクトリーのキットを購入済み。製作中止だね。

投稿日:平成17(2005)/5/1